Construction
5
内装の仕上げ
Interior Finishing
必要期間
約4~6ヶ月
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床材の敷設
屋根と外壁が整い、雨風を防げるようになると、いよいよ内装工事が始まります。まず、皆さんが快適に歩けるよう、しっかりと水平を取りながら土間コンクリートを打設します。この工程も、基礎工事と同様に多くの職人たちが協力して進めていきます。
壁の施工
各部屋を間仕切るために、壁の施工が進められます。壁の下地には大きく分けて2種類あり、木材を使用するものと、LGS(軽量鉄骨材)を使用するものです。木造建築では木材が、鉄骨造ではLGSが一般的に使われます。等間隔に美しく並んだ下地を見ると、その整然とした姿にはどこか魅力を感じます。
配管・配線の施工
建物に命を吹き込むように、配管と配線の施工が始まります。水や電気といった生活に欠かせないライフラインを、見えないところでしっかりと支えるため、壁や天井の中に丁寧に配管・配線を通していきます。職人たちは、漏水や漏電のリスクを回避するために細心の注意を払い、正確な作業を進めます。
この工程が終わると、建物はまるで命を宿したかのように、快適で機能的な空間へと変わっていきます。
壁の仕上げ
いよいよ内装が形を整え始める工程へ。下地材の上に、ビニールクロスや塗装のための石こうボードを、職人たちが一枚一枚丁寧にビスで固定していきます。選定された仕上げによっては、下地であるはずの石こうボード自体が、化粧材になっているものもあります。
ボードがしっかりと取り付けられ、壁が完成に近づいていく様子は、まるで建物が自分の姿を整え始める瞬間のようです。
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