News

【新社屋の建設現場】配管工事の様子をご紹介!

2025.7.19

  • 社内ブログ
配管工事

弊社の新社屋、建設現場をご紹介!

本日のブログでは、新社屋建設現場、配管工事についてご紹介したいと思います。

普段は目にすることのない地中の中に隠れている給排水の配管工事がどのようなものなのか実際の写真でご紹介していきたいと思います。

新社屋建設現場 配管写真

こちらのお写真をみて厚み、太さが違うことが発見出来ましたでしょうか?

給排水管で配管の厚み、太さが違う主な理由は、かかる「圧力」と「用途」が異なるからです。

黒色の配管

👉給水管(給水・給湯)

水道からの水や、給湯器で温められたお湯は、水圧がかかって流れます。

この圧力に耐えるために、肉厚の厚い配管が使われます。

白色の配管

👉排水管(排水・下水)

使われた水は、基本的に重力の力で流れるため、水圧はほとんどかかりません。

そのため、肉厚が薄くても十分な強度があり、コストも抑えられます。

このように、配管がどのような役割を果たすかによって、必要な耐久性が異なるため、それぞれの厚み、太さが分けられているのです。

新社屋建設現場:配管の種類

配管には様々な素材がありますが、土の中に埋められることが多い配管として、

「硬質塩ビ管」という言葉を聞いたことはありますでしょうか。

よく似た言葉で「VP管」というものもあります。

硬質塩ビ管

硬質塩ビ管は、正式には「硬質ポリ塩化ビニル管」といい、プラスチックの一種であるポリ塩化ビニルを主原料とした配管です。軽くて加工しやすく、サビにも強いという特徴から、給水や排水、下水など、幅広い用途で使われています。

VP管とVU管

実は、VP管も「硬質塩ビ管」の一種なんです。硬質塩ビ管には、JIS規格(日本産業規格)によっていくつかの種類が定められており、その中でも特に多く使われるのが「VP管」と「VU管」です。

  • VP管(耐圧ビニル管)
    • 水道管や給水管など、比較的水圧がかかる場所で使われます。
    • 肉厚が厚く、強度が高いのが特徴です。

  • VU管(薄肉ビニル管)
    • 排水管や雨水管など、水圧があまりかからない場所で使われます。
    • VP管に比べて肉厚が薄く、軽量で安価なのが特徴です。

つまり、「硬質塩ビ管」という大きなカテゴリの中に、「VP管」や「VU管」といった具体的な用途に応じた種類がある、と考えると分かりやすいです。

土の中に埋められる配管は、用途に応じてこれらの硬質塩ビ管が適切に選ばれています。

新社屋建設現場:配管埋込前

ラインで場所を決めた場所を堀り、配管が埋め込めるように準備いたします!

このように普段は意識することの少ない配管工事ですが、そこには私たちの快適な生活を支えるための、様々な技術と工夫が詰まっています。

配管の「通り道」を正確に決め、用途に応じた「太さ」と「厚み」を選定し、そして私たちの暮らしに欠かせない「水」を安全に届ける。

これらの工程一つ一つが、プロの技術と経験によって支えられているのです。

この記事を読んで、配管工事に少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。

今後も引き続き新社屋の建設現場の様子を

随時ご紹介していきたいと思います!

以上、本日の白崎ブログでした。

気になられた方はこちらまでお問い合わせお待ちしております!

TEL 072-427-1301 FAX 072-427-6552

大阪府岸和田市に拠点を置く株式会社堀健(ホリケン)は、大阪府内を中心に、倉庫・工場・テナント・事務所などの新築工事を行っております。特に、倉庫や工場の建設においては、日本No.1を目指し、多数の実績を誇ります。

また、貸倉庫・貸工場・貸店舗・貸事務所・食品工場・大型店舗・運輸倉庫・物流倉庫の新築に関する価格や相場についてもご相談可能です。クレーン付きや大型車出入可、事務所併設、2階建の倉庫にも対応し、ニーズに合わせた最適なプランをご提案いたします。

大阪、奈良、和歌山での施工事例が豊富ですので、事業用物件の建設や価格相場に関するお見積りはぜひ株式会社堀健にお任せください。迅速な対応でご希望に沿った最適なご提案をいたします。